「静岡県と山梨県の架け橋になりたい」

そんな想いから当店は始まりました。
山梨県甲州市出身の父、静岡県沼津市出身の母の間に生まれた私。
高校卒業まで山梨県で暮らし、大学進学によって移り住んだ静岡県。

静岡県で暮らす日々で私はこんなことを感じました。
「静岡県と山梨県は隣同士なのに、静岡県で山梨県産ワインを飲めないのかな」

私の故郷、山梨県甲州市はぶどう・ワインの一大産地。
小学校や中学校の同級生にはワイナリーを経営している家庭、両親がワイナリーで働いている家庭、ブドウ農家を営む家庭がたくさんいました。
私の通っていた中学校のすぐ近くにワイナリーもありました。

私は、山梨県(特に甲州市)の生産者さんが素晴らしいワイン、素晴らしいブドウを作っていることを知っています。
だからこそ、静岡県に住む皆さんに味わってほしい。
山梨県の良さを知ってほしい。

それを実現すべく、2013年7月31日に静岡市葵区両替町にて山梨県産ワイン専門店“Wine Cafe ROUTE52”はオープンしました。
店名の“ROUTE52”は静岡県と山梨県を繋ぐ道路「国道52号線」より名付けました。
国道52号線のような両県をつなぐ、そんな存在になりたいと考えています。

2016年1月31日をもって両替町の店舗は閉店しましたが、2016年5月26日より場所を藤枝市大東町にある江戸時代創業の料亭の一角で営業しております。

平成29年度には新東名高速道路・新清水JCTと中央自動車道・双葉JCTを結ぶ高速道路「中部横断道」が開通予定です。
山梨県と静岡県の移動がよりスムーズになり、両県の人・物の交流が盛んになってほしいと願っています。
そんな仕掛けも目論んで、当店のコンセプトに沿って次々と新しいことを展開していこうと思っています。

現在は静岡県で山梨県の特産品を販売し、山梨県のPRする店舗を経営しております。
いわば、国道52号線の片道しかつながっていません。
ゆくゆくは山梨県で静岡県の特産品を販売し、静岡県のPRが出来るような店舗展開を行っていきたいです。
ROUTE52という店名の通り、国道52号線をしっかりと往復できるような存在になるよう、当店はこれからも前を見据えて進んでいきます。

【オーナーの自己紹介】

オーナーの山田瑞己です。
現在は当店の経営・営業を行いながらも静岡県立大学に通う現役の大学生です。

静岡県沼津市で生まれ、高校卒業までは山梨県甲州市(旧塩山市)で過ごしました。
小学校1年生からサッカーを始め、高校卒業までは平凡なサッカー少年でした。
大学には得意科目だった数学を活かして静岡大学理学部数学科へ進学。
しかし、大学進学後に興味を持ったのは数学の授業ではなく、アルバイトで行っていた飲食業の仕事でした。
幼い頃から母の手伝いで料理をしていることが多かった私ですが、仕事として料理をすることがこんなにも楽しいのかと。

そして、静岡大学に在学中のある日、アルバイト先のイタリアンレストランで働いているときにこんな出来事がありました。
いつも通り料理を作りお客様へ提供し、そのお客様が食事を終えて帰られるとき。
幼稚園児くらいのお子さんが料理を作った私にこんな一言を。
「今まで食べた料理の中でいっちばん美味しかった!おにいちゃんありがとう!」
私はこの言葉を聞いたとき「これからずっと飲食業の仕事をしよう」と心に決めました。

しかし、ずっと学んでいたことは数学のことばかり。
これからはもっともっと「食」に関わることを知っていきたい。
そう思い、静岡大学を中途退学。
「食」のエキスパートになるべく、静岡県立大学に入学しました。
現在は、静岡県立大学で管理栄養士になるべく、食品のこと、栄養のこと、臨床栄養のこと、栄養教育のことなど多岐にわたって勉強しています。

名前:山田瑞己(ヤマダミズキ)
生年月日:1989年(平成1年)7月31日
経歴:塩山市立塩山南小学校→塩山市立塩山中学校→山梨県立甲府東高校普通科理数コース→静岡大学理学部数学科→静岡県立大学食品栄養科学部栄養生命科学科(在学中)
資格:調理師、管理栄養士(取得見込み)、食生活アドバイザー検定2級、フードコーディネーター検定3級、フードアナリスト検定3級
趣味:サッカー・フットサルをすること(12年間サッカーをやっていた)、音楽ライブに行くこと(よく聞くのは邦ロック)、お酒を嗜むこと(ワイン、ビール、日本酒、ウイスキー)、国内旅行(もうすぐ47都道府県すべてに旅行できる)、カフェ巡り(特に古民家カフェやリノベーションカフェが好き)